春に集う花うつわ
こんにちは!
今日はお花と器のご紹介をしたいと思います。
外の景色が鮮やかな春の色に変わっていくとワクワクしてきますね。
ステキなコトに 田舎で真っ先に感じる春は 畑に咲く黄色です。
これは春爛漫のキャベツ畑。
冬野菜が終わる頃 畑の大根や白菜 キャベツや菜花 真菜たちが小さな黄色の花を咲かせます。
混ぜごはん。
真菜の花と蕾と菜花の茹でたのを飾って春増量です。
ご近所で無農薬畑をしているお母さん達から頂きました。
いつも感謝です。
混ぜごはんの具は高野豆腐 切干し大根 干椎茸 人参等を煮て
合わせたすし酢におじゃこを浸して柔らかくして全て混ぜ合わせます。トッピングはきゅうりの塩もみと錦糸卵たっぷり!コレ必須。
春になると食べたくなる家庭の味です。
お花柄の器は英峯窯さん
汁椀にもごはん茶碗にも小鉢にも使える便利な碗です。
楕円の布目浅鉢も使い勝手良く実店舗でも人気です。
大きな玉縁鉢は梅山窯さん
7寸の大きめ玉縁鉢はパスタや煮物鉢 サラダボールと多用途です。
コレを混ぜごはんと呼ぶのは西日本のようで 東の方ではコレはちらし鮨で 混ぜごはんは炊き込みご飯を指すようです。
我が家ではこれが混ぜごはん。
ひな祭りや新筍の頃に食べたくなります。お刺身を乗せるのがちらし寿司 コレは年中。具入で炊くのは炊き込みご飯 豆ごはん筍ごはんの“春”と 松茸や戻り鰹の“秋 ”。
その季節がやって来ると食べたくなるパブロフの犬状態。 四季のある日本って良いですね。
これは先程お料理にも使った真菜の花。
とうが立ったら(花が咲いたら)食べ時が過ぎたというしるしです。でも綺麗なのでもらってきて飾っちゃいます。もちろん食べられるんだけど養分がお花にいっちゃって美味しくなくなってしまうんです。
花差しに使っているのは梅山窯さんの「筒!」そのまんまですが なるほどの多用途です。
花瓶にするのはもちろん 店主は筆立てやカトラリーにも使います。
先日お気に入りのお茶碗を割ってしまいました 。
一点物なのに残念…
でも割れ物の名のもとに土に還る運命 数拍呆然としたあとはシャキーンと切り替えてお花を用意しましょう。
「お利口な割れ方をしてくれましたー 可愛い!」水回りに置くとお水をあげやすいし台所が明るくなります。
欠け割れ砥部さんのリタイア後のお仕事は花器に決まりです!