いつもの器でお正月

こんにちは!
たづさん@店主です。
突然ですが みなさん、おせち 作ってますか?
私はここ数年、サボりモードに入っています。家族のかたちが変わって行くにつれて、時代の変化も手伝って、色んな事情で『ま、いいっか』となっちゃう方も多いかと思います。
気分を変えて “いつもの器”で手軽におせち料理を楽しんでみませんか?
※陶房風さんの舟皿/ワンプレートおせち

砥部焼陶房風船皿

店主の住む和歌山は白味噌のお雑煮です。とっても簡単、お水にお昆布を入れてグツグツしたら火を止め、白味噌を溶きます。お餅はお水を張った器に入れてレンジでチンすると簡単に柔らかくなります。椀にお餅とお好きな具材を入れて白味噌のおつゆを注いで出来上がり。私は具無しであおさ海苔を多目にふりかけて頂くのがお気に入りです。個人の好みですが雑煮の場合白味噌は甘口が美味しい! 簡単なので是非試してみて下さい。
※皐月窯さんのリム鉢/洋風お雑煮風になった味噌雑煮

砥部焼皐月窯縁付鉢

砥部焼の酒器は燗をする時にレンジでチンできるのでとても便利ですよ。
おせち料理の言われのひとつは『神様をお迎えする御節句であるお正月は台所で水や火を使う事を慎しみましょう』と云うもの。三ヶ日はおせち料理を食べ(火を使わない) 祝箸を使い(水を使わない)=女性が忙しく立ち働かなくても良いように、と言われています。
※ヨシュア工房さんの徳利と梅山窯さんのお猪口/呑兵衛さんの友(飲めない店主は羨ましい)

砥部焼ヨシュア工房徳利

コレはうちのおせちの定番アスパラの牛肉巻き、ちょー売れっ子でした。昔は普段のおかずで登板していたのだけど かかる手間と ちょっと良い牛肉を使ったらサイコー!と気づいた時からお正月料理に格上げです。息子から『おかん、最近コレ正月しか見やんな』とツッコミ頂きました。。
※梅山窯さんの切立皿

砥部焼梅山窯切立皿赤太陽紋

お正月の三ヶ日女性が台所に立たなくて済むように、の筈のおせち、いやいやとんでもない、30日31日はおせち作り、31日の遅くにやっと終わったら年越しそば作り、除夜の鐘と共にお参りに行って元旦の朝はお雑煮作り、2日の夜には ちょっとカレーでも食べたいな〜、カニ鍋もええなぁ。ってなるのですからおさんどんばばあMAXな訳です。で、カレーの出番です。
※風さん舟皿part2 /おせちに飽きたらカレー皿!

砥部焼陶房風船皿

結局のところ我々にとっておせちとはなんぞや?とふと考えます。。
新年のお祝い、年神様にお供えなど何処へやらです。でもあの慌しく強行なおせち作りも懐かしい、どんなに形だけになってしまっても日本の伝統行事って素晴らしい!ちゃんと後世に伝わっていって欲しいものです。
以上、来たる子年の年女たづさんでした。来年もみなさんにとって良い一年になりますように!世界が平和でありますように!

砥部焼陽貴窯

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